ポリ塩化ビフェニル(PCB)廃棄物の安全・適正な処理に向けて

■ポリ塩化ビフェニル(PCB)は、絶縁性、不燃性などの特性によりトランス、コンデンサといった電気機器をはじめ幅広い用途に使用されましたが、昭和43年にはカネミ油症事件が発生するなど、その毒性が社会問題化し、わが国では昭和47年以降その製造が行われていません。

■世界的にも、一部のPCB使用地域から、まったく使用していない地域(北極圏など)への汚染の拡大が報告され、国際的な規制が始まり、残留性有機汚職物質に関するストックホルム条約(POPs条約)が発効され平成28年までに適正な処分が義務付けられています。

■「中小企業者等軽減制度」により、処理時期に申し込めば中小企業は国からの補助で処分料の70%が軽減されます。

■当社は呉市で50年営業をしており「安全・確実」をモットーに、きめ細やかなサービスを提供いたします。

■PCB廃棄物収集・運搬に関する業務を適切に行わせるために、当社ではPCB廃棄物収集運搬講習修了者の特別チームを構成しPCB等の性状、事故時の応急処置等の知識及び技能を有すること、などの許可基準を満たしております。

■密封できることなどPCB漏洩防止処置を講じた特別運搬容器を使用し、安全を目的に運搬します。

■運搬車等には緊急時の連絡設備等(GPS)を備え付け、常時JESCO北九州、当社安全管理責任者と情報を共有し、作業を行います。

■PCB液の濃度チェック、液漏れ修正も行います。

 

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